ベル麻痺・ハント症候群, 聴神経腫瘍などの脳腫瘍, 先まれつき・外傷による顔面神経麻痺に対する形成外科美容外科治療専門サイト:東京警察病院 形成外科・美容外科

顔面神経麻痺の治療費について

  • HOME »
  • 顔面神経麻痺の治療費について

顔面神経麻痺の治療費

 基本的に、顔面神経麻痺の治療、静的再建術と動的再建術の双方には、健康保険が適応されますのでご安心ください。

また、顔面のこわばり、けいれん、異常共同運動に対するボツリヌストキシン治療、リハビリテーションなどにも健康保険が適応されます。

顔面神経麻痺の原因として、頻度の多い以下の場合の治療には、全て健康保険が適応されます。

  1. ベル麻痺・ハント症候群などの急性顔面神経麻痺による後遺症としての顔面神経麻痺
  2. 聴神経腫瘍、顔面神経鞘腫、グロームス腫瘍などの脳腫瘍の外科手術後に残った顔面神経麻痺
  3. 脳卒中の後遺症としての顔面神経麻痺
  4. 第1第2鰓弓(さいきゅう)症候群、メビウス症候群などの生まれつきの顔面神経麻痺
  5. 側頭骨骨折や顔面のケガによる顔面神経麻痺、
  6. 耳下腺がんや皮膚がんの外科手術治療後に生じた顔面神経麻痺
  7. その他、原因不明の顔面神経麻痺

実際の具体的な治療費は、治療方針・入院期間などが決まってからのお見積りとなります。 

 

生まれつき顔面神経麻痺について

生まれつき顔面神経麻痺(第一第二鰓弓症候群、小耳症、メビウス症候群などに対しても、健康保険を使った外科治療を行うことができます。

ただし、これは東京都の認可を受けた自立支援医療(育成・更生)指定医療機関での治療が前提になります。当院はこの許可を受けた医療機関ですので、健康保険を使った治療が可能です。

実際の具体的な治療費は、治療方針・入院期間などが決まってからのお見積りとなります。

 

さらなるお顔の整容性を高める美容外科治療について

顔面神経麻痺側だけの治療では、顔全体のバランスを得るのが難しい場合があります。このような場合は、麻痺していない側も含めて顔全体のバランスを整えて整容性を向上させる美容外科手術を組み合わせた治療を追加する選択をなさることも可能です。

年齢的に麻痺していない側も皮膚がたるんでいる場合は、麻痺している側の治療に合わせて麻痺していない側のたるみも「フェイスリフト」という顔の若返りのための美容外科手術を組み合わせることで、顔面神経麻痺の治療にとどまらずより整容性を高めた顔のバランスを得ることができます。

このような美容外科手術に関しては、健康保険での治療の対象外になる場合もあります。

実際に、顔面神経麻痺の治療により若返りの治療を望まれる方は、手術方法も個人によって内容が大変異なりますので、治療費用に関しては外来受診の際にご相談ください。

 

高額療養費制度について

健康保険の自己費用負担分が、ひと月あたり8万円程度を超えると超過分については、あとで還付(支払金額が戻ってくる)を受けられる制度がありますので、是非ご利用ください。

この制度について詳しくお知りになりたい方は、厚生労働省のホームページにあるこちらのサイトをご覧ください。

どの程度の金額が還付されるかは、ご加入の健康保険組合やお住まいの市区町村、個人の所得収入により決まりがありますので、詳しくは病院の「会計窓口」にお問い合わせください。

LINEで送る
Pocket
Bookmark this on Google Bookmarks

お問い合わせは、形成外科・美容外科 外来受付まで TEL 03-5343-5611 午前9:00~16:00(日曜・祝祭日・年末年始は除く)

PAGETOP